【せどり初心者向け】赤字にならない!価格設定の3つのルール

お金の勉強
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こんにちは。

10年間小売業で年間8億円以上の仕入れをしていた経験を生かして、

せどりをはじめました。

せどり

商品を買って売ることで、その差額分を利益とすること。

新型コロナウィルスの流行によって、
2020年の2人以上世帯のネット通販の利用率は

5月には50%を超えたという総務省からのデータもありましたね。

ネット通販の利用者拡大・

フリマアプリの台頭によって、より初心者にも

インターネットでの物販ビジネスのハードルが下がっているのが

現状です。

これからせどりやインターネットでの物販を

はじめる方がまず考えるのが
「販売価格」ではないでしょうか?
今日は
せどり初心者に向けて
失敗しない価格設定の3つのルール
についてお伝えしていきます。

失敗しない価格設定の3つのルール
・経費計算をマスター
・競合価格の徹底調査
・商品トレンドの見極め

 

この3つのポイントを抑えることで、

価格設定の定義がわかり

「仕入れたはいいけど、

販売したら赤字になってしまった!!」

という悪夢から抜け出せます。

 

失敗しない価格設定の

3つのルールについて

ひとつづつ解説していきます。

経費計算をマスターしよう

一番重要なポイントが

 

経費計算のマスター

 

です。

 

 

その前に・・・・

小売店などで販売されている商品価格が

どのように設定されているのかについて

押さえておきましょう。

以外と知らない商品価格の成り立ち

商品の値段設定はどのようにされているのか?

まずは基本から学んでいきましょう。

 

 

商品の価格は

原価(仕入れ価格)+利益(粗利)=売価

 

で設定されています。

小売店では、販売価格と原価(仕入れ価格)の差額分を

利益として計上しています。

これが大原則です。

それではさらに細かく見ていきましょう。

原価=原材料費+人件費+輸送費+広告費など

原価の中にも商品を製造している人の賃金などが含まれています。

利益(粗利)の中から賄われるもの

 

販売者の人件費・広告費・輸送費・店舗賃料・水道光熱費など

事業にまつわる経費をこの利益の中から捻出しています。

 

私が勤めていた店舗のチームの粗利率(売価に対しての利益率)は

大体30%前後でした。

食品だと粗利率は10%を切ります。

扱う商品によって利益率は大きく変わってきます。

価格設定の基本のキ

商品を販売するときは

仕入れ価格(原価)に

  • 輸送料
    (お客様にお届けの際は送料を請求も可)
  • 梱包費
  • 手数料
    (ネット販売等の販売手数料)

などの必要経費を含めたうえ

プラスαで利益が出るように

設定する必要があります。

 

競合価格を徹底的に調査しよう

価格設定の基本がわかりました。

経費も計算したし、

利益も計算した。

価格設定できたぞ!

よし!仕入れよう!!

 

というのは

時期尚早です。

オリジナル商品でない限り

世の中には同じ商品を販売している

ライバルがいます。

 

もしも

 

あなたが設定した価格が

ライバルよりもはるかに高い価格だったら・・・・

 

もちろん商品は

在庫として手元に残り

利益を生み出すどころか

 

あなたの時間とお金を奪うもの

なってしまうかもしれません。

 

あなたが販売しようとしている商品は

どのくらいの価格で

売られているのでしょう。

 

あなたが計算した価格での

販売は現実的ですか?

 

仕入れの時に初心者が失敗しがちなポイント

が2つあります。

 

(メーカー側の意図が働いていることが多いので

要注意です)

  • 割引率のみを見て仕入れ
  • 割引額だけを見て仕入れ

 

 

あなたが計算した販売価格が

ライバルよりもはるかに高いものだった場合

 

ライバルと同価格帯までの価格変更

販売方法の変更(セット販売や組み合わせ販売)は

必須となってきます。

ライバルが販売している

市場で流通している価格

もしくはそれよりも安い価格で販売して

利益が出る商品を

仕入れていく必要があります。

 

50%オフになっていたから!!

仕入れ値が安かったから!

と安易に商品を仕入れてしまって

在庫を抱え

赤字経営になってしまっては

元も子もありません。

あなたが見つけたその商品。

 

ライバルはいくらで

どんな売り方で売っているのか?

 

徹底的に洗い出していきましょう。

競合の情報は

 

エクセルシートなどで管理していくのが

おすすめですよ。

 

商品トレンドの見極め

商品の中には

 

 

がある商品、ない商品があります。

商品のトレンドを見極めるのも

仕入れた商品を利益に変える

大きなポイントになってきます。

売れるピークの時

商品を展開することで

  • 高単価で販売
  • 販売数量が伸びる

というメリットがあり、

売り上げも作りやすいのです。

商品の旬(トレンド・ピーク)を逃さない!

季節商材の場合はわかりやすいのですが、

一見いつでも売れそうな

 

ミント系のお菓子

の場合

 

夏の需要がピーク

冬は消費が落ち込む傾向があります。

 

市場に新商品が多く出回る時期

その商品の旬の時期ともいえます。

*お菓子系の場合は、

コンビニのエンド商材をチェックすると

トレンドが読みやすいです。

型落ち商品の家電製品などは

商品需要のピークの時期には

想像以上の価格で販売することが

できることもあります。

 

トレンド商材を扱うときは

 

その商品の

ピークの時期(旬の時期)についての

リサーチが必要です。

自分が得意な分野にターゲットを充てると

商品トレンドや

旬の時期が

見つけやすくなりますよ。

主婦の方などは、お菓子・グロッサリー・衣料品などのトレンドは、日ごろからの買い物リサーチで、肌感覚として身についている方が多いようです。
自分の得意な分野を見つけていきましょう。

失敗しない価格設定の3つのルール まとめ

失敗しない価格設定の3つのルール
経費計算をマスター
競合価格の徹底調査
商品トレンドの見極め

についてお伝えしてきました。

商品には、

トレンドがないものも存在します。

これらの商品は
年間の価格変動も少ないです。
そのため、
もし、安価での仕入れが可能で
消費期限のがない商材なら
仕入れのチャンスと考えることも

できますね。

価格を入れるだけで

利益が出るかどうかの
ツールも出ています。
ツールを使って調べることで
素早く利益商材かどうかの
判断は可能です。
amazonでの販売を検討している場合は
keepaを使うと

簡単にトレンドチェックもできます。

ぜひ試してみてくださいね。

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

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