【ミニマムな暮らし】憧れの暮らし・時間に追われない生活

人生の美学
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こんにちは

 

アラフィフママのかなみです。

 

家で仕事をしていると、時折罪悪感を感じてしまいます。

いまだにワーカーホリックから抜けられない状態に陥ることもありますが、個人事業主として独立してからもう6年。今から会社に毎日同じ時間に通うという暮らしには戻れなそうだなとぼんやりと考えています。

憧れていた

時間に追われない暮らし
を手に入れました。

(とはいえ、まだお金に関してはあと〇〇万くらいは稼いで行きたいので、精進してまいります。)

時間に追われない暮らしを手に入れて、手に入ったものもあれば、失ったものもあるなと感じている今日この頃。

時間に追われない1日の暮らしと、思うことをつらつらと書いていこうと思います。

都会の生活に疲れ果てていたあの頃のこと

会社員時代は、もう本当、時間との戦いでした。

小売業のマネージャーとして働いていたのですが、日々

  • 次々と入荷してくる荷物を捌き続け
  • 次々とやってくるお客様の対応に追われ
  • 次々と訪れるイベント対応に追われ

とにかく、1日1日が秒刻みのスケジュールで過ぎて行きました。
日々のワークスケジュールが分刻みで作られている世界。その時間で終わらなかった作業はどんどん積み重なり、決してなくなることはありません。いかに効率よく、いかに1日の仕事がその日のうちに終われるか?と格闘する毎日。

「さくらさん、いつも走ってるね」

バックルームでもよくそう声をかけられていました。歩いている時間がもったいなかったのです。それくらい、仕事に追い詰められ、追われる毎日を送っていました。

頭の中には、次の作業の段取り、明日の作業人員の割り振り、今週入ってくる荷物の量とレイアウト変更の手順etcetc

完全にワーカーホリックです(笑)でも、渦中にいると自分がワーカーホリックになっていることにすら気がつかないものなんですね。

途中で何度も、強制終了になりかけました。
20歳の時に経験した尿路結石。病院に行って、最初に言われたのは

「妊娠してる可能性はありませんか?」

でした。親がいたのに恥ずかしかった(笑)後から先生には、20歳の女性で尿路結石は珍しいので、可能性がより高い、子宮外妊娠を疑っていたとのことでした。
26歳の時には、棚卸し当日に急性腸炎に。
どうしても仕事に行かなくてはとかかった救急病院では

 

「このまま仕事に行くと、死ぬかもしれませんがいいですか?」

と聞かれました。
(母は先生に、死ぬかもしれないのに、仕事に行くと言っているのでどうにかしてくださいと怒られたそうです)

まぁ、3日くらいは、トイレから離れられず、出社することはもちろん、家から出ることすらできなかったのですが(笑)

そんな時に、夫の実家のあるこの地にふと訪れたときのこと。

 

この場所は時間の流れ方が違う。

 

かつて母方の祖父母の家に訪れた時のような、違う時間軸に飛び込んでしまったような感覚。肩の力がスーッと抜けていくのを感じました。

 

その後、この地に住み、今の働き方に変わったのも何かのご縁だったのかもしれませんね。

憧れていた時間に追われない暮らし

今は、登録制の在宅ワークをしながら、せどりや物販をしています。
この地に来てからも会社に勤めたことはありましたが、結局今の形に落ち着きました。またどこかに働きに行くと言う選択も出てくるかもしれませんが、今は今の形がベストかなと。

まだ在学中の子供もいますので、朝9時に起きてーーーみたいな時間の追われなさはないのですが、仕事に通うと言うフェーズがないだけでもずいぶん時間に追われない日々になったなと感じています。

 

その中で出てきたのは

余裕

焦ったり、イラついたり、不安になることもありますが、いつも何かに追われていて、終わっていなくてと言った感情とは無縁となりました。
決められた時間にきっちり学校に行く子供たちが本当すごいと尊敬してしまうくらいです。(あ、夫もか)

例えば夜ご飯ひとつ作るにしても、お勤めしていた頃は時間との戦いでいかに時間までにご飯が作れるか!が勝負でした。今はお昼の休憩で下ごしらえをしておいて、夕方は仕上げるだけも普通にできます。

手放せなかった腕時計は、全て電池が止まってしまいました。
そもそもアイフォンがあれば、もう時計は必要ないかもしれませんが、私の腕に張り付き縛り付けていた時間というフェーズはありません。

 

外に出なくなったので、さほど服も必要なくなりましたし、周りの人の基準で物事を選んでいた自分に気がつき始めました。自分軸だと思っていたのに、バリっと他人軸でしたし、誰かのせいにして、自分を正当化しようと必死だったことにも気がつきました。

子供たちが休みになって初めて、あ、祝日だったんだ。あ、土曜日だったんだと気がつくことも増えました。もう、仙人みたいですね。浮世離れしてきているのかもしれません。

 

日々、時間に追われずのんびりと好きなことをして暮らしているのも、夫のおかげであることもここで、触れておきますね。

好きにさせてもらっている。と言うより、好きにするしかしょうがない・・・と思われている節はありますが・・・そのことは暗黙の了解ということで(笑)

 

時間に追われない暮らしのデメリット

時間に追われない暮らし、なんだかいいことばっかりだったような気もするのですが、デメリットだなと感じていることもあります。

人との接触が以前よりも極端に減っていることで、社会性がさらに失われているのではないか?(そもそも社会性なんて持ってなかったのでは・・という問いにはお答えできません)

LINEなどのママ友グループにもジョインしなくなり、本当にご縁がある人や一緒にいたい人とだけの時間が紡がれている有難い状況です。

 

それなのに、不安を感じるなんて・・・どれだけ人恋しいんだ!と自分で突っ込んでみたりしていますが、これからはまた、少しづつ外にも出ていこうかなと思っています。

 

 

誰かの役に立てる情報をギブできているとはとても思えませんが、都会で疲れている人がいたら、少しでも参考になると幸いです。

 

 

 

 

 

 

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