こんにちは。
小売業で10年間、毎年8億円の仕入れをしてきた経験を生かして
物販・中国輸入に挑戦しているさくらです。
今日は売れるカラーについてのお話です。
毎年、ファッションにもカラーにもトレンドがあり、
そのトレンドは2年も前に決まっている!という豆知識を
以前お伝えしました。
トレンドカラーは毎年のように変化しますが、
普遍的に
全体の8割の売り上げを占めているのは
ズバリ
白と黒
です。
いつ行っても白と黒は
品切れしてないよね。
売れてないんじゃない?
と思うあなたは必見の内容になっています。
それでは解説していきます。
売上の8割は白と黒が占めているという事実
ショーウィンドーのディスプレイ
ファッション誌の特集コーナー
ネットショップのトップページ
注目商品
今年のトレンド
といった紹介文とともに
今年のトレンドカラーが
これでもかと並んでいる様子は
日ごろから目にしていますよね。
こんなにトレンドカラーが紹介されているのに
売上の8割は白と黒が占めているんです。
トレンドカラーはもちろん
売上に貢献していますし、
お客様の購買心理を掻き立てます。
しかしながら、
ショップに入ってそのカラーを買う人が
どのくらいいるのか?
お客様の興味を引き付ける色と
実際の購買行動を起こすカラーは
違っているんですね。
雑誌のページを見てみてください。
トレンドカラーに合わせられている
靴・鞄・ボトムス・トップス・小物
どこかに
白・黒がちりばめられているはずです。
つまり、
白と黒を持っていれば、
どんな商品にも対応できる。
無難にはなりますが、
白・黒はどんな商品とも
組み合わせができて応用が利く
万能アイテムなのです。
ファッションだけじゃない!白と黒は外せない理由
家の中を見回してみてください。
白・黒が全くない家はほぼないのではないでしょうか?
家電・家具・スマホ・PC
机・調理器具・フライパンなど
家の中でも、白・黒のアイテムであふれています。
商品を買うときは
人は自分がその商品を
使用している姿を
自然にイメージしています。
あの場所にこの家具を置いたら、
あの場所にこの家電を置いたら。
自宅にあるものと組み合わせるときに
最も合わせやすいのが黒と白。
とはいえ、黒と白は
店舗でも前面に押し出して
目立つようにはなっていません。
その理由は
目立つようにしなくても、
お客様が買ってくださるから・・なのです。
白と黒だけをそろえても売れない理由
白と黒が売れるのであれば、
白と黒だけそろえたらいいやーん。
と安易に考えるのはNGです。
お客様の購買行動の入り口として
「興味・関心を持つ」
というステップがあります。
白・黒だけの品揃えよりも
白・黒・赤とプラスのカラーがあったほうが
お客様の関心を
ひきやすいのです。
売れる商品だけの品ぞろえをして
売り上げが3割ダウンした当時の話は
こちらから
↓
品ぞろえには
見せる商品
と
実際に売り上げを作る商品
の2つの要素があることで、
売れる商品の販売数量を
伸ばしていくことができます。
白と黒が売れるとわかっている。
でも
白と黒だけでは売れないのです。
ディスプレイで使うのは
「トレンドカラー」
それはお客様に
お店に入ってもらうための
大切なアイテムになります。
実際の在庫構成比でいうと
白:黒:その他のカラー
は
夏だと
5:4:1
冬だと
4:5:1
の割合になります。
見せるためのカラーは必要。
在庫はシビアに白黒中心で。
仕入れの時の参考にしてみてくださいね。
【小売り豆知識】本当に売れる色は○○と○○ まとめ
トレンドカラーがどうあろうが、
安定的・継続的に売れる色は
- 白
- 黒
の2色だということをお伝えしました。
ただし・・・
白と黒だけそろえるよりも
赤・青・などの差し色を
一緒に品ぞろえすることで、
お客様に興味を持ってもらい、
全体の販売数を伸ばしていくことができます。
トレンドカラーをうまく使いながら、
在庫管理をする際の参考にしてもらえると
幸いです。
今日のブログがいいなと思ったら
いいねをしてもらったり、人に伝えてもらえると励みになります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント